こんにちは!
プクさんです!(Twitterアカウント:@pukusaan)
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今回は、「舌ガンの発音障害の克服」についてお話します!
まずは、自己紹介からです。
- 2017年、舌ガンのステージ4bの診断を受ける
- 舌の亜全摘出手術、代替組織で再建手術を受け、舌の9割を失くす
- 手術の結果、味覚や食事、発音に後遺症
- 13年間務めた会社を退職
- 現在、無職
もし舌ガンになってしまったら・・・
そんな不安をお持ちの方もいると思いますが、もし舌ガンになってしまうと、舌の切除手術が必要な場合もあります。
話せなくなってしまうのでは?
と、心配になりますよね?
私は舌の8割を手術で取ってしまい、発音に障害があります。
障害は大変ですが、生活が困難になるほど困っているかといえば、意外とそうではありません!
しかしここに至るまで何もしなかったわけではなく、3年も改善をし続けています。
この記事では、発音障害を克服する方法を紹介します!
もし舌ガンになってしまっても、工夫で乗り越えられますので、参考にして頂けると嬉しいです!一緒に頑張りましょう!
- 舌ガンの患者が、治療の過程で、感じたこと、体験したことを中心に情報発信をしています!
- ガンの情報、特に舌ガンについては情報も少なく、私も治療に当たって情報が少ない、難しい用語やわかりにくい表現という現実を目の当たりにしました・・・
- 「少しでも情報が知りたい!」「知り合い・家族に舌ガンにかかってしまって不安だ」という方に、ぜひ読んで頂きたいです!
Contents
この記事の内容
- 発音障害を克服するための方法
- ①発音できるようにする
- ②発音以外のコミュニケーション方法を学ぶ
- ③会話が必要のない環境を作る
舌ガン克服への道!発音障害との闘い!

もし舌ガンになってしまったら・・・
もし舌ガンになってしまったら、その後の生活のほとんどは後遺症との闘いの日々です!
その中の1つが発音障害です・・・
発音障害は舌を切除する手術を受けると、程度の差はあれ、誰もが負ってしまう障害です。
中には、舌を温存できる放射線治療などの治療法もありますが、また別の機会に・・・
舌ガンの後遺症の発音障害を抱えてしまうと、会話中にうまく伝わらないことがあったり、会話することに不安が生じてしまったりします。
しかし、改善できないわけではありません!
どれくらい改善できるの?
皆さんが一番気になることが、
発音障害はどれくらい改善できるの?
についてだと思います。
私はもう3年ほど発音障害を抱えていますが、現在で困ることはそこまで多くはありません!
体感では、
- 私生活では困らない
- 仕事上でも、困らないことが無いわけではない・・・
- 気持ちの問題かもしれません
といった実感です。
8割の舌が無い私ですが、全く話せないわけではありませんし、訓練や工夫次第で生活を向上させることはできます!
発音障害を克服する3つ方法
では、どうやって発音障害を克服していけばいいの?
と、お思いだと思います。
克服する方法は3つ
- 発音できるようにする
- 発音以外のコミュニケーション方法を学ぶ
- 会話が必要のない環境を作る
それぞれ解説していきます。
発音できるようにする
まずは、発音できるようにする!
これが正攻法と言えます!
発音できるようにするためには2つ
- 訓練をする
- 器具を用意する
訓練する
発音ができないなら、発音できるように訓練します!
自己流でも構いませんが、専門の方に教えてもらう方法もあります。
ちなみに私は自己流です。
上手く出せない音は、似たような音で代用しています。
自己流のデメリットは、
- どうやったらいいのかわからない
- 時間がかかる
- ちゃんと聞こえるかわからない
つまりは、効率が悪いです・・・
専門家というのは「言語聴覚士(ST)」といって、話す・聞く・食べる・飲み込むことに不自由がある人をサポートしてくれる職業です。
私自身、少し関わったなぁという程度で、あまり詳しくはありませんが、舌ガンの患者にとっては重要な方々と言えます。
リンク:日本言語聴覚士協会
私も今さらながら、相談してみようかと検討中です!
発音の訓練をする
- 自己流
- 言語聴覚士のサポートを受ける
ちなみに、だいたいの舌ガンの方は、年月が経つにつれ発音がうまくなるとの研究結果が出ています。そして、その後も発音は悪くはならないようなので、訓練は希望が持てると思いませんか?
器具を用意する
次に器具を使って、発音をしやすくするものです
舌接触補助床(PAP)というものです。
それなに?と疑問だと思います。
舌が動かないと上あごに舌がくっつきません。
動かしづらい舌を舌接触補助床で上あごにつくようにサポートします。
それによって発音をしやすくするものです。

形は、歯の部分がない入れ歯のような感じ・・・
発音以外のコミュニケーション方法
今度は発音以外の方法を紹介します。
- ボディーランゲージ
- 筆談
の2つです。
言葉としても馴染みのあるものなので、イメージしやすいと思います。
私も会話中に、ボディーランゲージと筆談はよく行いますし、とても便利です!
もちろん、舌がある人でもしていることなので、なんの後ろめたさもないですよね!
- ボディーランゲージと筆談は、馴染みがある
- みんな使っているので、舌が無いから…と後ろめたさを感じる必要がない
会話が必要のない環境を作る
最後に、会話が必要ない環境を作ります!
会話の必要のない環境を作るなんて、ムリだよ!
そう思われるかもしれません・・・
確かに、会話が全く必要のない環境なんてありえません・・・
しかし会話を少なくすることは可能だとは思いませんか?
現在はインターネットが普及して非常に多くのことが、会話不要でネットの中で完結することができます!
- ネットショッピング
- ネットバンキング
- 手続きのネット化
- クラウドソーシング
ITやネットが苦手…という方もいるとは思いますが、ちゃんと勉強して使えば怖いものではないですし、極力会話を避けることも可能です!
- パソコン・スマホを準備する
- ITやネットについて勉強する
私も勉強してネットの扱いも上手になりました!
今後の世界において、必須のスキルですので、勉強して損はないです!
まとめ
今回は、「舌ガンの発音障害克服」について、お話しました。
発音障害を克服する方法は3つ
- 発音できるようにする
- 発音以外のコミュニケーション方法を学ぶ
- 会話が必要のない環境を作る
それぞれ・・・
- 訓練をする 自己流 or 言語聴覚士のサポート
- 器具を用意する 舌接触補助床(PAP)
- ボディーランゲージ
- 筆談
- パソコン・スマホを準備する
- ITやネットについて勉強する
私は舌を失ってから試行錯誤の3年間でした。
今回でお話した克服法を日々学び、向上させて今に至ります。
その結果、舌ガンの手術直後に想像していたよりも、過ごしやすい生活を送っています!
確かに話せなくなることは怖いです…しかし、何もできないわけではないです!
私もまだまだ改善の余地はあると思いますし、このままでは終われません!
一緒に頑張っていきましょう!
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もちろんブログを紹介して頂けなくても、内容だけでも伝わればと思います!
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